「本日(5/8)予定の入学式にあたり、準備していたものです。横書きにして掲載させていただきます。」

新入生代表挨拶

　新緑が日にあざやかに映る季節となるなか、僕たちは今日、この敬愛学園高等学校の門をくぐりました。真新しい制服を身にまとい、これからの高校生活への期待や希望に胸を膨らませております。本日は、このような形になってしまいましたが、私たち新入生の為に式を挙げて頂き誠にありがとうございます。
　これからの三年間敬愛学園高等学校で過ごす日々の中で勉学はもちろん、部活動、生徒会活動においても積極的に取り組み、敬愛学園高等学校に貢献できるよう努め、新たな経験を通し多くの事を得たいと思います。
　また、新たな経験をしていくにあたり、壁にぶつかり、前への進み方がわからず立ち止まってしまうことがあると思います。そんな時は諦めるのではなく、仲間と手を取り合い、時には先生方、先輩方、保護者の皆様の力を借りながらも、少しずつ前に進めるよう努力していきます。
　僕たち新入生一同は、敬愛学園高等学校の生徒としての自覚、誇りを持ち、家族や先生がた、そして今日まで敬愛学園高等学校の歴史と伝統を築き、守ってこられた先輩方に恥じることのないよう、一つ一つの行動に責任を持ち、自立した高校生活を送れるよう心がけていきたいと思います。
　この三年間をなんとなく過ごし、無駄な三年間にしないために、僕たちは今まで学んできたことを活かし、それぞれの目標や夢をつかむために、また、まだ目標が見つからない人は自分の目標を見つけるために、日々精進していきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
　本日は誠にありがとうございました。

新入生代表　藤代　真希


在校生代表祝辞

　暖かい春の日差しに包まれ、桜の花が満開となりました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在校生を代表し、心よりお祝い申し上げます。
　さて、今日から皆さんは、この敬愛学園高校での新しい生活が始まるわけですが、この日をどのような気持ちで迎えられているのでしょうか。皆さんが入学された、この敬愛学園高校は、歴史と伝統のある学校です。委員会や部活動においては、たくさんの先輩たちが一生懸命活動し、活躍しています。また、クラスで一致団結し勝利を目指す、球技大会や体育祭、クラスのみんなで意見を出し合い完成させる文化祭など、皆さんの学校生活を彩ってくれる行事がたくさんあります。このように、この敬愛学園高校は充実した三年間を過ごせる場所でもあります。
　しかし、高校での三年間はあっという間に過ぎていきます。そこで私は皆さんに、高校での日々を何気なく過ごすのではなく、夢中になれることや目標をもち、自分から積極的に行動してほしいと思います。なぜなら、そうすることで高校生活が何十倍も豊かになると、実際に二年間過ごしてきて感じたからです。し かし、時には辛いことやわからないこともあるかもしれません。そんな時はぜひ、周りの先輩たちや先生方に気がねなく相談してください。
　最後になりましたが、新入生の皆さんの今後のご活躍を心からお祈り申し上げ祝辞とさせていただきます。

在校生代表　生徒会長　渡邉　愛瑛